この記事で解説していること
・ドメインとは
・独自ドメインとは
・サーバーとは
ドメインとは
ホームページを指し示すURLの一部となる部分です。
下のオレンジの部分がドメインです。
https://inu-seitai.com/
ご自身のホームページ上のすべてのページに、このドメインが使われることになります。
【例】自己紹介のページだったら
https://inu-seitai.com/profile
【例】道順のページだったら
https://inu-seitai.com/access
まだ誰にも使われていない、唯一のドメインである必要があります。
ほかの人に使われているドメインは選べないという早い者勝ちシステムなので、候補はいくつか考えておくと安心です。
ドメインはあとから変更すると、すべてのリンクを修正する手間が大変なことになったり、いろいろと厄介なので、ずっと使い続けることを想定して考えてみてください。
使用できるのは半角英数字です。
アルファベットは大文字も使えますが、全て小文字で表記するのが一般的です。
記号はアンダースコア (_) とハイフン (-) が使えますが、Google公式いわくハイフン (-) を使用することがおすすめ、だそうです。
独自ドメインとは
有料で権利を購入することで使えるようになる、自由な文字列で作れるドメインです。
無料ドメインと異なり余計な文字列がなくシンプルなURLになります。
【独自ドメインの例】
https://itsuki-sample.com
【無料ドメインの例】
https://itsuki-sample.jimdosite.com
(Jimdoの無料ドメインではURLに「.jimdo」という文字列が強制的に入る)
無料の制作ツールを使ってホームページを作り、別途購入した独自ドメインを使うことも可能です。
この方法のメリットは、もし制作ツール自体がサービスを終了して、別のツールでホームページを作り直すことになったとき、同じURLを使い続けられる点です。
独自ドメインのデメリットとしては、費用がかかる点です。
文字列の「利用の権利」を期間ごとに契約して取得するため、使い続けるには契約を更新し続ける必要があります。
費用はピンキリです。
ドメインの末尾が「.com」「.net」のような一般的なものなら1500~2000円/年ほどですが、取得費用とは別に更新費用がかかったり、2年目以降は金額が上がる場合もあるので、契約時は慎重にチェックしましょう。
サーバーとセットで契約すると0円や1円になるケースが多いです。
独自ドメインの購入先の例
・エックスサーバー
・ムームードメイン
・お名前ドットコム
サーバーとは
サーバーは、データをインターネット上に保管しておいてくれる場所です。
ホームページを見に来てくれた人に対して、その人が望む情報を表示するために必要です。
WordPressで作ったホームページは、サーバーに接続されていないとインターネット上に表示されません。
ペライチやJimdoと違うのは、ペライチで作ったホームページはペライチのサーバーを使わないとインターネット上に表示できないことです。
WordPressで制作すると、好きなサーバーを借りて表示することになります。
制作ツールの比較ページで触れた「安全性」でWordPressで作ったホームページは一生使えると説明しているのはこのためです。
WordPressで制作するとホームページのデータそのものを自分が所有することになるため、もしサーバーが使えなくなったとしても別のサーバーを利用すればよいだけです。
ペライチやJimdoのような無料制作サービスを使うと、会社側がサービスの提供を終了してしまったとき、別のサーバーにデータだけ引越すこともできないためホームページは使えなくなってしまいます。